木造に比べ、不利な条件も
マンションの延べ床面積には、共用部分が各戸に上乗せられていて、自分の使う床面積より3割は、大きくなっている。
それに木造では物価水準補正、設計監理費による補正、寒冷積雪地による減点補正などで減額されるが、鉄筋ではそれがなく木造と最大4割も格差が付く。
最後に経過年数減点補正をおこなうが、前述のように鉄筋の耐用年数の60年と木造25年の差が効いてくる。
こうした不合理なマンション固定資産税について、NPO日住協も加盟している全国マンション管理組合連合会では、2年前から、国交省を通じて総務省などに是正を要望しているが、明確な回答はない。
岡管連から
岡管連では、以下の『三大アピール』を、今年度から発信していくことにしました。様々な場面で『三大アピール』を行ってまいります。
一 マンション再生法の制定
二 固定資産税減免等の措置
三 環境に優しい工事の推奨