朝日新聞朝刊6・1 「のどかな所・・・怖い」
静かな住宅街に銃声が響いた。31日、岡山市内のマンション駐車場で、指定暴力団「神戸山口組」の2次団体の若頭が、何者かに射殺された。背景に対立抗争があるのか。地域住民に不安が広がった。
周辺に暴力団関係者が住んでいることは知っていたが、これまでトラブルが起きたことはなかった。
住民らは不安を募らせる。現場のマンションに住む60代女性は「山口組の分裂騒動以降、何かあるのではと心配だった」。
マンション近くに住む60代女性は「日曜の夜などにマンションの駐車場で暴力団風の男が10人ほど集まっているのを見たことがあり、怖かった」。
岡管連から、『管理規約の充実』を提言
本年3月、国土交通省から『マンション標準管理規約の改正』が公表されました。
改正後の標準管理規約では、『暴力団排除』に係る規定例が初めて盛り込まれました。
その主な改正点は、以下の通りです。
・暴力団員への専有部分の貸与について、区分所有者や管理組合が契約解除できる等とする条項を、
契約書に盛り込まなければならないとする規定例を整備した。
・専有部分の用途として、暴力団事務所としての使用等を禁止することについて、解説を加えた。
岡管連では、『暴力団排除』の条項を3年前から提言していて、既に2つの管理組合の規約改正時に、
取り入れた実績があります。