【人の高齢化を考える パート2】
コミュニティの重要性が問われる中で、『コミュニティ活動は管理組合ではなく町内会・自治会の役割であるとの認識のもとに、標準管理規約の条項から削除する動きがあります。』
とんでもない認識で、「コミュニティ活動」の定義等をはき違えています。
マンションは、自治体(社会)の縮図としての課題がそのまま存在します。
管理組合の活動領域として、人にかかわる課題(災害時の対応、独居老人、認知症、介護、役員のなり手不足など)は、組合員・居住者が『コミュニティの大切さ』を認識し、活動を進めていくまさに「コミュニティ活動」です。
前回、「コミュニティ」は高齢化の問題に特化するものではないと述べましたが、『終の棲家』と考えている区分所有者・居住者が多くみえる管理組合は、今からでも遅くはありません。
マンションライフを豊かにすることをみんなで取り組むことで一体感を育て、『楽しい』管理組合活動を通じて「コミュニティ」を育てることに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(注)下線は、こちら側で記載。
(岡管連から)
8月~9月ごろにかけて、標準管理規約の見直し案が国土交通省から出される予定です。
それを受けて、パブリックコメントを受け付ける予定です。
言われるように、「コミュニティ活動」の条項を削除するかどうか、議題に上っています。