平成26年3月、国土交通省より発表された「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」の中から第1回目として、その利用者が先ず早期に取り組むべき事項について以下のとおり、ご紹介します。
・ひとたび事故が生じた場合には、重大事故等につながることを再認識したうえで、利用を行うこと。
/平成19年度以降、少なくとも26件発生。
・他人のカギ等を使用して操作を行わないこと。
・ボタン押し補助器具等の不適切な器具を決して使用しないこと。
・センサー等の設備に委ねることなく、装置内に人がいないことの確認を自ら徹底して行うこと。
・運転者以外は、乗降室の外で乗降すること。やむを得ず幼児等を同乗させたまま入庫する場合には、
乗降室から同乗者が退出したことをまず自ら確認のうえ、装置を操作すること。
・乗降室内に長時間留まらないこと。また、荷物の積み下ろしは、乗降室の外で行うこと。
・保護責任者は、子供が装置に悪戯に近づかないように細心の注意を払うこと。
・取扱説明等を受けていない者に対して、操作を委ねないこと。
・酒気を帯びた者は、装置を取り扱わないこと。
以上、利用者として機械式立体駐車場の安全確保と安全利用に努めていただきたいとのこと。