【まちが動く④/熱気バブル期ほうふつ】山陽新聞(5・16)より

【相次ぐ再開発構想】

 岡山市の中心部で今、9か所もの再開発構想が持ち上がっている。

 JR岡山駅近くの一等地で、柳川交差点南東角の中山下地区では今年1月、権利者でつくる再開発準備組合が市の認可を得て組合に移行した。1960年ごろ建設された共同ビルなど既存建物を解体した上で、来年春に高層マンションや高齢者施設、クリニックなど複合ビルの建設に着手するという。

 岡山駅西口の「駅元町」、”市民の台所”岡ビルと南隣の区画がエリアの「野田屋町」、表町商店街南端の「千日前」の3地区では準備組合が発足。任意の研究会は駅前と表町商店街周辺に4カ所ある。ほかに大規模再開発では、地場不動産会社などが奉還町で5千平方メートル超にわたる土地に大型マンションを計画している。

【高齢化に対応】

 まず挙げられるのが、高齢化社会や人口減少への対応だ。衣食住に必要な機能が集まった都市の暮らしを求め、拡散した郊外からまちなかに人口回帰の動きが続いている。

 この流れを受け、ほとんどの再開発地区は需要の旺盛なマンションの整備を想定し、「住宅や高齢者向け施設のニーズはさらに増える」と、複数の地区で医療や介護、商業施設の併設を検討中だ。

2014年5月19日 | カテゴリー その他