ますます重要になる総合的建物管理の必要性
菅対協では、この問題、建物管理については、計画修繕と日常管理を従来のような施行会社と管理会社に別々に発注するのではなく、計画修繕を発注する施工業者に日常管理も発注する総合的建物管理を推奨してきた。
技術力があり、モラルも高い施工業者であれば、建物のことも、修繕工事の内容もよく分かっているので、管理組合と共同で計画修繕も日常管理も含めた総合的な建物管理を行うことが最も合理的である。
そしてそのような信頼関係の強い施工業者と管理組合が共同で建物管理に取り組むことによって、管理会社やコンサルタントに頼らず、したがって利益構造に組み込まれることもなく建物管理を行うことができる。