マンションの空き駐車場(上)/朝日新聞3・23 - NPO法人岡山県マンション管理組合連合会

マンションの空き駐車場(上)/朝日新聞3・23

機械式 維持費が重苦に

 分譲マンションの空き駐車場が住民を悩ませている。とりわけ機械式立体駐車場は高額な維持管理費がかかり、利用者不足が負担増に直結する。

 特に都市部は深刻で、東京では古めの設備だと4割近くが空いているとの調査もある。そうした状況を脱しようと、各地で試行錯誤が始まっている。

 空車率は機械式が19.5%。平面の6.9%と比べて高い。機械式の場合、古くなるほど空車率が高まる傾向にある。

 築21~30年だと26.8%で、東京都に限ると38.0%にのぼる。ワンボックスカーなど近年人気の車が入らないこともあるからだ。

(岡管連から)

 機械式駐車場の場合、3~5年おきにメンテナンスが必要であり、25年~30年での更新の時期を迎えます。

 特に注意を払わなければならないのは、駐車場収入が管理費会計に組み込まれ、機械式駐車場のメンテナンス等の費用が修繕積立金会計から支払われる場合、本来の大規模修繕工事には対応できないおそれがあります。

2021年6月11日 | カテゴリー 管理組合の悩み