人口減にっぽん 近未来からの警告(上)/朝日新聞朝刊(8・8)

【活況の東京 迫る老い】

 東京湾岸にタワーマンションが並ぶ東京・豊洲地区。

 高層住宅の建設ラッシュで、豊洲の人口は10万7千人と10年前の1.8倍に増えた。東京五輪の会場予定地にも近く、他の地域から人を集めて膨らんでいる。

 豊洲から北西へ約20キロ。中高層の集合住宅が64棟ひしめく東京都板橋区の高島平団地がある。29年前、この団地の人口構成は、現在の豊洲にそっくりだ。

 1970年代、「東洋一の巨大団地」と呼ばれた高島平は中流層が流入し、満杯の小学校は校庭にプレハブ校舎を建ててしのいだ。幼稚園に入る抽選には長蛇の列ができた。だが、この30年で地域の人口は3分の2に減り、4割弱が65歳以上だ。

次回へ続く。

2014年8月10日 | カテゴリー 管理組合の悩み