「良質なマンションストックの形成促進計画」の策定について(2)/マン管通信2016・5 - NPO法人岡山県マンション管理組合連合会

「良質なマンションストックの形成促進計画」の策定について(2)/マン管通信2016・5

目標と具体的な施策展開

1 目標1 管理組合による自主的かつ適正な維持管理の促進

【主な施策展開】

・管理組合が適正な管理を行うための手順や手法等をまとめた「マンション管理ガイドライン」の改訂を

 行い、内容の充実を図っていきます。

・マンションの専門家を派遣する「管理アドバイザー制度」の一層の利用促進に向け、支援メニューの

 見直しなど制度の充実と周知に取り組みます。

・マンションに関する「情報ポータルサイト」を開設し、マンションの管理等に役立つ情報を発信します。

【政策指標】

・25年以上の長期修繕計画に基づく修繕積立金額を設定している分譲マンションの割合

  H23:32%→H37:70%

2 目標2 管理状況の実態把握と管理不全の予防・改善

【主な施策展開】

・区市等と連携して、制度の試行等を行った上で、管理組合がマンションの基本情報(所在地や連絡先、

 建物・敷地の概要など)を登録する制度や管理組合の運営状況等を定期的に報告する制度を創設します。

・これらの制度により把握した情報に基づき、マンションの管理状況を評価・判定を行って管理不全の

 兆候のあるマンション等を把握し、管理不全の予防・改善に向けた支援・指導等を実施します。

【政策指標】

・基本情報登録を行っているマンションの割合

  H37:80%

・管理状況報告を行ったマンションの割合

  H37:報告対象マンションの80%

                     東京都都市整備局住宅政策推進部マンション課長 小林 秀行

2016年6月25日 | カテゴリー 行政情報