今後も増える「築40年」
国土交通省によると、2017年末時点のマンションの総戸数は644万1千戸で、1533万人が居住する。
ここ数年の新規分譲は10万戸前後。ピークだった2007年には22万7千戸が供給された。
分譲戸数が急伸したのは1980年代。今後、築40年を超える物件は大幅に増える。
17年末時点で築40年を超えたマンションは72万9千戸で全体の11%程度だった。
築40年超のマンションは2027年に184万9千戸、37年には351万9千戸になると予測されている。
国交省が5年に一度実施しているマンション総合調査(2013年度)によると、回答を得た2324件の管理組合のうち、老朽化対策について議論している管理組合は35.9%にとどまり、8%は長期修繕計画を作成していなかった。
*築後、30年、40年、50年超の分譲マンション戸数
http://www.mlit.go.jp/common/001235973.pdf