止水板とは - NPO法人岡山県マンション管理組合連合会

止水板とは

止水板とは

「止水板」と聞いて皆さんはどのようなものを想像するだろうか?

一番身近なものは、地下鉄の入り口に設置するものではなかろうか。

地下に水が浸入することを防ぐために出入り口に人の手で設置するものだ。

では市街地のオフィスや店舗などはどう浸水対策をしているのかというと、一番ポピュラーなのは「土嚢」だろう。

応急的に出入り口に設置するのに便利である。

しかし、住宅地のマンションなどの集合住宅では、土嚢を積み上げるにも人手を集めねばならないし、そもそもどこから土嚢袋を入手したらいいかすら分からない。中に詰める土砂も市街地の場合、そう簡単に手には入らない。

しかし、エントランスに「止水板」があったら、それを設置するだけで1階ロビーへの水の侵入は防げる。

実際にあるマンションでは、エントランスに「止水板」を設置したことで事なきを得た。

「Japan In―depth」より抜粋、修正

 

2020年1月05日 | カテゴリー 災害等への備え