マンション不具合 どう対応?(3)/朝日新聞朝刊10・23 - NPO法人岡山県マンション管理組合連合会

マンション不具合 どう対応?(3)/朝日新聞朝刊10・23

【購入前 昔の土地状況や工期 確認を】

 これからマンションを購入する人は、どのような点に注意すればいいのか。

 物件の検討段階で考慮したいのは土地の歴史だ。

 海、沼、池、川だった土地は地盤が弱い可能性も。

 国土地理院のホームページでは、古い地図が閲覧できる。

 次に工期。極端に短い工期は手抜き工事の温床となる。

 工法によっても異なるが、一般的には「マンションの階数プラス数カ月はかかる」と言われる。

 業者選びはどうか。通常、建設に関わる会社は「設計・施工・監理」と役割が違う。

 広告に載っている「物件概要」などを見て、それぞれの担当会社を把握し、過去に手がけた物件の評判を

調べてみよう。

 契約後でも、不具合を見つけられるタイミングはある。引渡し前におこなわれる内覧会だ。

(岡管連から)

 広告に記載されていて、細かい字で書かれている「物件概要」は、購入予定者がほとんど見ていないのではないでしょうか?

 その中には、設計・監理会社や施工会社だけではなく、費用負担や管理会社など様々な情報が記載されています。

 マンションを選ぶ際、展示会場や写真などでの室内の良さ、利便性や景観などを考慮するだけではなく、

マンション購入後の生活面や、維持管理面など管理規約に記載されています権利・義務の関係にマンション居住者は、制約されることになります。

 マンションは一戸建てとは違い、自由度が制限されます。

2015年11月13日 | カテゴリー 欠陥マンション