都会のマンションに異変!あなたはどうする?(4) - NPO法人岡山県マンション管理組合連合会

都会のマンションに異変!あなたはどうする?(4)

~クローズアップ現代+(5・30)~

マンションの空き室が増えると管理費などが滞納されやすく、修繕計画に影響が出て老朽化に手が打てない場となって資産価値が下がる問題がある。

この問題について萩原さんは「マンションを仮の住まいにして、値上がったら売却しようとする人が多かった。

しかし、マンションは値上がりせずにローンをたくさん抱えている人は身動きができなくなった」などと述べた。

そして、長嶋さんは「介護の問題になって所有者と連絡ができなくなったという問題が増えている。

こういったケースには、個別に対応していかなければならない」などと解説した。

アンテナが折れて衛星放送が視聴不能になったが、管理組合の予算がないために修理が行われず、管理費を払わない悪質居住者もいるという悩みが紹介された。

この問題について、マンション管理士は「時効は5年、早めに対応を。管理会社任せにしない。登記簿を取り寄せて所有者に連絡、それが難しければ弁護士に相談」と解決策を提示した。

都内で約780棟22万戸あるタワーマンションは、今後20年でおよそ3倍に増加するという。

2019年6月11日 | カテゴリー 二つの老い