【繰り返されるマンションでの子どもの転落事故】
3 幼児の転落事故を防ぐポイント
さらに転落事故は、年齢層ごとに特徴があることにお気付きでしょうか?
幼児期は、気になったことに対して、あれこれ考える前に体が動いてしまう時期。
純粋な好奇心から目についたものを足場にして、結果的に転落事故が発生しているようです。
幼児期は、事故の危険性を理解できていないので、リスクを事前に排除しておくことが最大の事故防止策
になります。
〈幼児の転落事故防止のために保護者がおこなうべきこと〉
・ひとりにしない。
・別室にいるときは頻繁に声をかける。
・目が届かないときは必ず窓に施錠する。
・窓下やベランダに足場になるものを置かない。
ベランダを遊び場にしないほうがいいでしょう。
「入ってはいけない場所」と子どもに思わせることで、転落の危険を減らすことができます。
(岡管連から)
この2年半の子どもの転落事故は10歳以下の子どもで、特に、5歳以下の子供が21人で、4分の3を占めています。
また男女比率では、男児20人対女児8人で、男児が7割以上占めています。