「自主点検のすすめ方」その5

【点検結果後の対応】

巡回が終わったら、集会室などに集まって、それぞれの『自主点検チェックシート』や平面図、立面図等にメモしたものなどの点検結果について、「異常あり(×)、異常なし(Ο)、判断できない(Δ)」を確認し、まとめ用の『自主点検チェックシート』に集計します。

なお、分担して回ったところについては、各担当者から報告してもらいます。

特に、「異常あり」(不具合や異常)が特定の箇所にないか注意し、状況に応じて再度確認します。

理事等はまとまったところで、その場で概要を報告し、今後の方針を確認するとよいです。

また、専門家に参加を依頼した場合は、「異常あり」の箇所について説明を受ける。

【組合員等への広報等】

目立った「異常あり(×)」の箇所がない場合は、その結果を組合員等に広報する段取りを決めます。

「異常あり(×)」の項目があった場合は、改めて理事会、修繕専門委員会などを開き、過去の点検結果などを参考にしながら意見交換し、応急措置(経常的補修)の要否、詳細な調査・診断の要否などの対応を決めます。

著しい「異常」の現象が見つかった場合や対応の判断がつかない場合は、建築士事務所など専門家に相談してアドバイスを受ける。

【自主点検記録の整理と保管】

結果をまとめた『自主点検チェックシート』と、「異常あり」の箇所を記入した平面図、立面図等や撮影した写真をつけてセットにし、『自主点検記録』として、ファイルに保管しておきます。

このような点検結果が整理されていますと、後日、専門家が『調査・診断』を行う際に、大変貴重な資料となります。

【次期予算案への反映】

修繕専門委員会、理事会で検討の結果、専門家による『調査・診断』が必要と判断した場合は、その状況を組合員の方々に広報したうえで、その実施(計画・予算、依頼先など)について、総会の承認を受けてください。

【点検の結果、著しい「異常」があった場合の対応】

1 応急措置(経常的補修)を行う。

2 専門家に依頼して、『調査・診断』を行い、その結果により、

  ①しばらく様子を見る(経過観察)。

  ②長期修繕計画を見直して修繕計画に入れる。

  ③全体的に修繕する。

(岡管連から)

自主点検のすすめ方』について、5回にわたりお伝えしました。

組合員等自身が『自主点検』を行うことで、『マンションの維持・管理』への関心を示していただければ、ありがたいです。

また、『マンション探検隊』を結成していただくことにより、組合員等の『コミュニティー』が深まることへも期待しています。

なお、3月に入り、『マンション修繕積立金のアドバイス』について、お伝えする予定にしています。

2015年2月21日 | カテゴリー 豆知識