計画修繕工事の準備(1)/計画修繕工事実務マニュアルより

 11月15日(土)に、岡管連主催の『第10回 マンション生活支援セミナー』が開催されます。

 この度のセミナーでは、専門家による『大規模修繕工事の進め方』についての講演を予定しています。

 そこで、管理組合としてまず取り組まなければならない計画修繕工事を進めるにあたって、初期の準備段階を2回のテーマに分けて取り上げることにしました。

 なお、公益財団法人 マンション管理センターから『計画修繕工事実務マニュアル』の改訂版が、この9月に発行されています。

【計画修繕工事の実施の発意】

 計画修繕工事の実施の検討は、一般的には、長期修繕計画で設定されている時期を目安として、その2年~3年ぐらい前から準備を始めます。その他、日常点検で劣化が目立ってきた、居住者からの要望等が多くなってきた、災害や法定点検において修繕の必要性が指摘された、管理会社や施工会社より提案があった場合などがあります。

 長期修繕計画で設定されている時期はあくまでも目安であり、マンションの立地条件、管理状態などにより異なりますので、調査・診断を行って工事の実施の時期と内容を判断します。新築時の建物や設備の性能・機能を維持・回復する修繕工事が主体ですが、経年とともに性能や機能を向上する改良工事の検討も必要となります。

 まずは、修繕担当理事などが、計画(大規模)修繕工事に関するセミナーや他のマンションの計画修繕工事の見学会などに参加したり、理事会において勉強会を行うなど、情報の収集と理解を深めるところからスタートします。

 また、計画修繕は居住者が住みながらの工事ですので、日常生活になるべく支障が出ないように、また、直接仮設や共通仮設の設置費用の軽減を図るため、修繕工事の集約の検討が必要です。

                     『計画修繕工事実務マニュアル』より

2014年11月03日 | カテゴリー 大規模修繕