続マンション漂流③明日がみえますか/毎日新聞4・22 - NPO法人岡山県マンション管理組合連合会

続マンション漂流③明日がみえますか/毎日新聞4・22

孤独な理事長連携

 「植栽業者の選定で迷っています」。「RJC48」のインターネットの会員制掲示板に相談の投稿が寄せられた。すぐに助言が返ってきた。「A社は積極性がない。B社は対応が細かい」「管理会社が紹介する業者以外とも比較を」。投稿者からお礼の返事が書き込まれた。

 RJC48は首都圏のマンション管理組合の理事長を中心にした約260人の集団。「RiJiCho」(理事長)のアルファベットの頭文字を取って団体の名称にした。平均年齢は40歳で現役世代が大半を占める。タワーマンションの住民も多く、北海道や大阪から参加する人もいる。

 結成のきっかけは6年前。東京都足立区の500戸超のマンションで管理組合の理事長を務めていた応田治彦さん(53)は、総会の議案書作りに追われていた。新築マンションの理事長になって3年目。業務を一人で抱えていた。簡易投稿サイト「ツイッター」で「仲間がいなくてつらい」とつぶやくと、面識のない他のマンションの理事長から「私も・・・」と次々に反応があった。

 RJCを結成して間もない頃、応田さんは自らのマンションの修繕積立金を大幅に値上げした。「築年数の浅いうちから将来に備える方が住民のためになる」と考えたからだ。同じような懸念を抱く若い理事長らが今、RJCに集まり、応田さんらの経験談を生かしている。

 管理不全の問題は古いマンションに限った話ではない。応田さんは「荒廃してからでは遅い。管理組合を担う人が代わっても、管理が行き届くような仕組みをあらかじめ作っておく発想が必要だ」と話す。

マンション同士の交流で学べることは

♦悩みや危機感を共有できる

♦業者の善しあしを判断する材料や管理上の工夫を情報交換できる

♦顔の見えるやり取りも加わると、結束が強まる

岡管連から

 岡管連では定期的に、交流・情報交換できるセミナー・相談会を開催しています。

2017年5月15日 | カテゴリー 管理組合運営