欠陥マンションと闘う(2)/週刊朝日(6・27)より

―不具合の情報は組合で共有する―

外壁タイルの浮きや剥離も要注意だ。

 『竣工の12~13年後に大規模修繕工事をするとき、外壁タイルの浮きや剥離がかなり広範にわたっていることがわかることが多い。修繕のためにタイルをはがしてみたら、構造スリット(耐震性を高めるために柱と壁の間に隙間を設ける設計手法)やコンクリート工事の不具合などの問題が見つかることもあるのです』(さくら事務所 マンション管理コンサルタント 土屋輝之氏)

 まず、手すりのズレやコンクリートのひび割れなどの異変が、構造的な欠陥につながるものなのかを見極めることが第一歩となる。

 このとき大事なのは、異常を発見したのが住民個人だったとしても、マンションの管理組合でその情報を共有することだ。

 個人で業者に対応すると、『許容範囲内』『問題ない』などとごまかされかねない。管理組合で理事会や総会を開いて、住民全体の問題として意思決定し、業者側と話し合っていきたい。

2014年7月01日 | カテゴリー 欠陥マンション