欠陥マンションと闘う(1)/週刊朝日(6・27)より

―理事の苦労―

『一生に一度の買い物が欠陥商品だったら―』

 横浜市内のマンションで、施工ミスによって建物が傾いていたことが発覚した。実は、これは氷山の一角かもしれない。

 不具合が見つかったマンションの住民はどうすればいいのか、欠陥マンションとの 『闘い方』を週刊朝日(6・27号)よりその一部を4回シリーズで紹介する

 メディア等(岡管連HPでも紹介済)で6月に明らかになったこのマンションは、分譲した住友不動産も、施工した熊谷組も、すぐに欠陥を認めたわけではない。住民は分譲直後から、棟と棟とのつなぎ目にズレがあることを指摘してきたが、売り主側は、『地震などの衝撃を吸収した結果であり、問題はない』などと繰り返してきた。

 住民の闘いは、分譲から10年以上もかかった。補修工事になるのか、建て替えになるのか、現段階では未定だが、マンション管理組合の理事の一人は、この間の苦労をこう振り返る。

 『わたしたちのような素人集団が大企業を相手に闘うのは大変です。向こうは仕事だけど、こちらはあくまでボランティア。平日の夜や土日を使って相手と話し合いを続けました。調査会社など第三者の協力(注)がなかったら乗り越えられませんでした・・・」

*下線部は、こちら側で加筆。

(注)岡管連などNPOも協力可能。