マンション管理士の活用について(3)/マン菅通信2018・6

マンション管理士の活用シーン(例)

(1)合意形成の支援

   マンションでは老朽化対策等が重要です。

   老朽化が進むマンションでは建替えまたは改修の検討、また、耐震性に問題があるマンションでは耐震

  対策工事の検討など避けては通れない問題がありますが、居住者だけで合意形成をしたくてもなかなか前

  に進んでいけないような難しいケースもあります。このようなときには、マンション管理士など専門家に

  よる支援がより必要となってきます。

(2)トラブル等の多種多様の課題解決の助言

   マンションの中で多数の組合員等に係わるトラブルが発生したときは管理組合としての対応が必要とな

  りますが、問題が複雑化し居住者だけでは解決が難しい場合も決して少なくありません。

   管理費・修繕積立金等の滞納金への対応、管理規約等の違反行為への対応、空き家対策、駐車場対策、

  さらに、高層マンションや大規模マンション特有の課題に加え、近年では民泊対策や増加する外国人区分

  所有者への対応などマンションの管理・運営に関する課題は多種多様となっています。

   これらの課題に対し、マンション管理士から助言等により、管理組合が専門的な知見を得て、課題解決

  に結びつくことが期待されます。

(3)外部専門家として管理組合役員に就任

   平成28年3月に改正された「マンション標準管理規約」では、選択肢として、マンション管理士等の

  外部専門家が管理組合の役員に就任する場合の規定例等が示され、これまでの相談・助言・指導等からさ

  らに進んで、直接管理組合の運営に携わることも想定されています。

   このように、マンションの高経年化、居住者の高齢化が進行する中で、マンション管理士の果たす役割

  はますます重要となっています。

2018年7月27日 | カテゴリー 専門家の活用