建物と居住区分所有者の2重の老いへの取組/マン管通信2015・9

【管理組合の現状と課題】

 当管理組合は、居住区分所有者の高齢化が進み、賃貸化率も約50%と高い状況になっています。

 このため、理事等の役員になる人材の不足を招き、特定の方が役員を続けざるを得ないという固定化が続いてきました。

 これまでは、自薦、他薦を基本に役員を選出してきましたが、前回の総会で輪番制を採用してはどうかとの提案も出されました。

 輪番制を採用した場合にどのような問題があるか等について、マンション管理に関する専門家の団体などの情報を参考にしながら、管理運営の機能低下を招かない理事会運営を目指し、今後の課題として検討することにしています。

【2重の老いへの対応】

 建築や設備機器の高経年に伴って劣化が進むと、維持修繕費はこれまで以上に掛かります。

 しかし、居住する区分所有者の高齢化が進むのに伴って、経済的にゆとりがない世帯も増えるため、管理費や維持修繕積立金の値上げができないなど、2重の老いによる様々な問題が発生しています。

 このことから、日常の維持修繕を徹底して長期修繕の費用の抑制を計っています。

 この他、高齢者が安心して暮らせるようにするため、日常の安否確認、緊急連絡先の把握、災害時の救助体制など、マンション単独の町内会と連携した取り組みを目指しています。

                 (一部抜粋)ラポール錦町管理組合(仙台市)前理事長 中居 浩二

(岡管連から)

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2015年12月07日 | カテゴリー 二つの老い